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(テスト)愛犬がかゆみで苦しんでいる!かゆみの原因や予防・対処法を解説

犬を飼っていると、足を使って器用に身体をかいているシーンをよく見かけませんか?これ自体は珍しいことではありませんが、愛犬が何度も同じ場所をかいたり、ずっと身体をこすりつけたりしていると、飼い主さんも「かゆみがひどいのかな?」と心配になってきますよね。

実は犬の皮膚トラブルは4頭に1頭がかかっていると言われています。そのため、愛犬のかいている姿をみて「いつものことだ」と見過ごしていると症状が悪化してしまう場合もあります。

この記事では、犬の身体にかゆみが起こる原因や皮膚が持っている役割、犬種による皮膚トラブルの事例などについて紹介していきます。また、かゆみの予防・対処法も紹介するので、大切な愛犬のためにもぜひチェックしてみてくださいね!

この記事では以下のことがわかります

  • 犬のかゆみの原因
  • 犬のかゆみの対処法と予防法
  • なぜ犬は皮膚トラブルが多いのか?
  • おすすめのセルフケアアイテム
  • 皮膚トラブルを起こしやすい犬種





 

 

犬が身体をかく原因

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愛犬が身体をかくとき、考えられる原因はいくつか存在します。代表的なものをピックアップしたので、何か思い当たることはないかチェックしてみましょう!

アレルギー性皮膚炎

アレルギー性皮膚炎は、犬の皮膚トラブルのなかで最も多く見られる症状です。アレルギーを引き起こす原因はさまざまですが、おもにノミ・食物・ハウスダスト・花粉などが考えられます。犬アトピー性皮膚炎もアレルギー性皮膚炎の一つです。

この症状は強いかゆみが出ることが特徴で、生後6カ月くらいの子犬の頃から発症するケースもあります。

外部寄生虫

愛犬の身体にヒゼンダニ・ノミといった寄生虫がつくと、かゆみを引き起こすことがあります。特にヒゼンダニが引き起こす疥癬(かいせん)では、とても強いかゆみが出るため、早急に動物病院で診てもらうようにしましょう。

また、これらの寄生虫は人につく可能性もあるので、二次感染に注意してください!

乾燥

空気が乾燥すると愛犬の皮膚も乾燥してしまうので、かゆみの原因となります。また、寒い時期の暖房の使用により、愛犬の体温が上昇して血液の流れが良くることで、乾燥とともにかゆみが悪化してしまうことも考えられます。

ストレス

生活環境が大きく変化したり、長時間ケージに閉じ込められたりすると、愛犬はストレスを感じてしまいます。ストレスがたまると、しっぽを噛む・足をなめたり、かじったりする・肛門周囲をなめるといった行動が多くなり、その結果かゆみや皮膚炎を引き起こしてしまう可能性があります。

外耳炎

耳垢がたまり過ぎていたり、顔面が痒くなる疾患を持っていたりすると、外耳炎を発症する可能性があります。強いかゆみを引き起こすだけではなく、かきむしって耳が真っ赤になる、耳の穴が腫れるといった症状も出るでしょう。

犬のかゆみの対処法

犬のかゆみの対処法

飼い主さんが自宅でも取り組める、愛犬のかゆみ予防・対処法について解説していきます。すぐに実践できるものもあるのでぜひ日頃のケアに役立ててください♪

原因に合ったアレルギー対策をする

アレルギーによってかゆみが引き起こっている場合は原因に合った対策をします。

 

例えば、ノミ・ダニがかゆみの原因であれば予防薬をつけることでおさまることがあります。また原因が食べ物であればフードを見直すことで解決する場合があります。

 

アレルギー性皮膚炎の場合は原因の特定が大切です。原因は様々なのでどの対策が良いかはかりつけの獣医さんに相談しましょう。

ブラッシングをする

抜け毛や毛玉をそのまま放置していると皮膚トラブルにつながるため、定期的なブラッシングはとても大切です!

ただしやりすぎは厳禁!犬の皮膚はデリケートでやり過ぎると皮膚を傷める原因になってしまうので、優しく丁寧に行ないましょう。

シャンプーをする

愛犬にシャンプーをすれば、身体の汚れ・臭いを取り除けるだけではなく、かゆみ予防にもつながります。シャンプーをするときは、シャンプーで体をゴシゴシと強くこすらず、マッサージするように優しく洗いましょう。必ず犬用シャンプーを使ってください。

また、シャンプー後も重要です。洗い終わったあとは、タオルドライを基本としてあげましょう。ドライヤーは犬との距離を保ち必要最小限の使用にすることで、乾燥などによる皮膚のかゆみを引き起こす機会も減ります。

スキンケアをする

愛犬の皮膚が乾燥しやすい、または皮膚トラブルを起こしやすい子の場合は保湿をしてあげるようにしましょう。特にシャンプーの後の保湿は犬種や状態によっては必須となります。獣医さんに相談し、犬用の保湿剤を使用しましょう。愛犬と飼い主さんの使い心地が良いものを使用するのがポイントです!

犬に皮膚トラブルが多い理由

犬に皮膚トラブルが多い理由

皮膚には色々な役割があります。その一つがバリア機能です。このバリア機能によって、愛犬はさまざまな環境や状況から守られているのです。

  1. 紫外線・ほこりなどから身体を守る
  2. 環境中のウイルスや細菌などから皮膚を守る
  3. 体温を一定に保つ
  4. 皮脂を分泌して皮膚の潤いを保ち、乾燥から皮膚を守る

これらのバリア機能が弱いと犬は皮膚トラブルを引き起こすことが分かってきています。

また、犬の皮膚は人間より薄くデリケートなこと、アルカリ性なので菌が繁殖しやすいことも皮膚トラブルが多くなる原因です。

犬の皮膚トラブルは、動物病院に来院するきっかけとして最も多い症状です。ここからも愛犬と飼い主さんにとって皮膚トラブルは決して珍しいものではありません。

皮膚トラブルの中で、獣医師への相談内容で特に多く見られることは、かゆみ以外では、べたつき・ふけ・脱毛・異様な臭気などです。もし心当たりがあるなら、行きつけの動物病院で早めに診てもらうことをおすすめします。

皮膚トラブルにおすすめ!セルフケアアイテム

皮膚トラブルにおすすめ!セルフケアアイテム

ここではお家でもケアできるアイテムをご紹介します。

玉付きスリッカーブラシ

初めてのブラシにおすすめなのが玉付きスリッカーブラシです。

ブラシは犬種や使うシーンによって様々なタイプがありますが、スリッカーブラシであれば犬種を問わず使用できます。また玉付きを選ぶことで肌を傷つけにくく、ブラッシングに慣れていない飼い主さんでも安心して使うことができます。

低刺激&保湿成分が高いシャンプー

シャンプーは必ず犬用のものを使い、低刺激&保湿成分が高いシャンプーを選ぶと良いです。保湿度の高いシャンプーを選ぶことで肌のうるおいが保たれ、乾燥からくるかゆみをおさえることができます。

>>保湿成分配合!乾燥肌からくるかゆみを洗い流すこおで抑えるシャンプーはこちら(直接リンクが出来ない場合は検索結果に遷移)

脂肪酸が補えるサプリメント

皮膚のバリア機能を保つためにはタンパク質や脂肪酸、ビタミン、ミネラルといった栄養素も重要です。特に脂肪酸は市販のペットフードではとりにくいため、サプリメントで補うと効果的です。

錠剤だとなかなか食べてくれないわんちゃんには液状タイプのサプリメントを選ぶと与えやすいです。

 

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皮膚トラブルを起こしやすい犬種

皮膚トラブルを起こしやすい犬種

皮膚トラブルが起こりやすいといわれる犬種を一例として紹介します。

柴犬

日本犬の代名詞といえる柴犬ですが、犬アトピー性皮膚炎や外耳炎にかかりやすいといわれています。柴犬は神経質な犬種で、水を嫌うことが多いのでシャンプーなどのスキンケアに協力が得られないことがあります。柴犬の場合、犬が嫌がらない範囲で日々のケアとしてブラッシングや保湿などを取り入れるといいでしょう。

シーズー

長く柔らかい毛を持っているシーズーは、もともとチベットで生まれた犬種です。チベットはとても乾燥した気候で、その乾燥から皮膚を守るため皮脂分泌が多いという特徴をもった皮膚になっています。そのため、日本のような高温多湿の環境では、脂漏症(しろうしょう/ふけ・べたつき)に悩まされることが多いです。また、犬アトピー性皮膚炎を持っている子もいます。お家やトリミングサロンでのカットだけでなく定期的なスキンケアも必要になります。

フレンチブルドッグ

短くかたい毛を持つフレンチブルドッグは、膿皮症(のうひしょう)や犬アトピー性皮膚炎にかかりやすいといわれています。特に顔まわりのシワは汚れがたまりやすいので、日頃のスキンケアとして顔のしわ、尻尾の周りのしわの間のケアもしてあげるようにしましょう。

ゴールデンレトリーバー

大型犬のなかでも人気が高いゴールデンレトリーバーも、犬アトピー性皮膚炎に悩まされる傾向があります。また、かつては水中で獲物を狩ることが多かった犬種なので、皮膚や毛が水に濡れたままにならないよう皮脂分泌が多くなることから、脂漏症による皮膚トラブルが起きやすいともいわれています。身体が大きい分ケアも大変ですが、水は好きなことが多いので、日頃から汚れた部分のシャンプーや赤くなりやすい皮膚のスキンケアなどを取り入れてあげるとよいでしょう。

シャンプーなど、愛犬に苦手なものを受け入れてもらうためのコツを紹介した動画がありますので、ぜひこちらも参考にしてみてください!

まとめ

犬の身体にかゆみが起こる原因はさまざまですが、皮膚トラブルで獣医師の元を訪れる犬は4頭に1頭という割合を踏まえれば、どの飼い主さんにとっても避けては通れない問題だと思います。

愛犬のかゆみを防ぐためにも、日頃から予防・対処法に取り組むことはもちろん、皮膚の役割や犬種による違いを知ることも大切です。原因は色々ありますがコントロールできることがほとんどなので、愛犬のかゆみが気になるときはかかりつけの獣医師さん等の力を借りて一緒に取り組んでいきましょう!

主な症状・お悩み
  1. 犬のアレルギー
  2. 犬のかゆみ
  3. 犬の皮膚が赤い

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