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愛犬の口臭が気になる…原因と予防・改善方法を知って健康なお口へ


愛犬の口臭が気になった経験がある飼い主さんは多いのではないでしょうか?口臭は重い病気の症状の場合もありますので、放っておくのではなく、獣医師に相談するなど正しい対応をすることが大切です。また、口臭の原因は一つではありませんので、原因を把握するためのちょっとした知識が必要となります。

今回は、犬の口臭の原因を解説し、どのような予防法と改善策があるのか、ケアアイテムとともにお伝えします。愛犬が元気で長生きできるよう、今日からお口のケアをスタートしましょう!

まとめると

犬の口臭の三大原因は内臓の病気・食べ物・歯周病

この記事では以下のことがわかります

  1. 内臓の病気が疑われる場合はすぐに動物病院へ!
  2. 食べ物が原因の場合はデンタルケアで汚れを落としましょう
  3. 歯周病にならないようにする口臭の具体的改善・予防策は?
  4. 水分補給
  5. 歯みがきの習慣化
  6. フードの変更
  7. 適度な運動
  8. デンタルケアアイテムの導入

これから、それぞれについて具体的に紹介していきます。

愛犬の口臭、何が原因?

愛犬の口臭の原因として考えられるのは、大きくは内臓の病気・食べ物・歯周病の3つで、次のように、それぞれ症状が違います。

内臓の病気が原因の場合

内臓の病気が原因の場合

腎臓や肝臓に異常があると、アンモニア臭のような口臭がします。胃に異常がある場合は胃酸の分泌が多くなり、酸っぱい口臭になりやすいようです。このような症状がある場合、すみやかに動物病院で診察・治療を受けましょう。

食べ物が原因の場合

においが強い食べ物を食べたあとや、消化の悪い食べ物や歯に残りやすい食べ物を食べた場合、口の中に食べかすによるにおいが残ります。このようなものを与えたあとは、歯みがきなどのデンタルケアで食べかすなどの汚れを落としましょう!

歯周病の場合

歯周病の場合

犬の口臭と歯周炎の状態を示した画像

犬の口臭の原因として最も多いのが、歯周病です。犬の口内はアルカリ性のため、歯垢がつきやすく歯石になりやすい環境。歯石は表面がザラザラしているので新たに歯垢がつきやすく、その歯垢が歯石になり、さらに歯垢がつきやすくなるという悪循環を起こします。

歯垢や歯石が増えると、炎症を起こし歯周病になってしまいます。歯周病の場合、口臭が腐敗臭なのが大きな特徴です。

軽度の歯周病では卵が腐ったようなにおい、中度に進むとキャベツの腐敗臭がします。魚が腐ったようなにおいがしたらかなり重症です。歯周病は悪化するとあごの骨が溶けてしまうことも。最近では、心臓や腎臓など、大事な臓器に影響が出る可能性もあるともいわれています。

歯が抜けてしまったり、歯ぐきからの出血などの症状が出ている場合は、症状が進んでいる可能性が高いため、様子を見ないですぐにかかりつけの獣医さんや動物病院にご相談ください。

愛犬の口臭を改善・予防するには?

愛犬の口臭を改善・予防するには?

愛犬の口臭を予防・改善する方法をいくつか紹介します!ポイントは、飼い主さんが負担を感じず、愛犬が嫌がらないようにすること。つまり、飼い主さんも愛犬も、どちらも楽しく続けられることがとても大切です。

食後などに水分補給をする

お口のなかの水分が不足していると、食べ物のカスが残って唾液が濃くなり、においが発生しやすくなりがちです。特に食後はしっかり水分を摂らせて、お口のなかを洗い流しましょう。

歯みがきを習慣化しケアする

歯みがきトレーニングをしてこなかったため、愛犬に歯みがきをするのは難しい!と思っている飼い主さんも多いでしょう。しかし、歯みがきのしつけは成犬からでも決して遅くありません。以下の動画を参考にステップを踏んで歯みがきを習慣にしましょう!個体差はありますが、うまくいけば1〜3ヵ月で効果が出てきますよ。

参考動画

今日から始めるホームデンタルケア 歯みがき指導編

デンタルケアができるご飯に変えてみる

素材・形状を工夫し、歯垢がたまりにくいよう処方されたドッグフードを与えます。ただし、フードの切り替えは一気に行なわず、犬の反応を見て少しずつ新しいフードの割合を増やしましょう。

内臓系の症状が疑われる場合には病院へ

アンモニア臭や酸っぱいにおいなどの口臭は内臓の病気が疑われます。こうなると獣医師の力が必要です!できるだけ早く動物病院で受診しましょう。

適度に運動をする

意外に思われるかもしれませんが、運動不足も口臭の原因になります。代謝が良くないと体内に不要なものがたまり、口臭がきつくなってしまうのです。運動はストレス解消のためにも大切!毎日の散歩や休日のドッグラン、雨の日はおうちでボール遊びなど、犬も飼い主さんも楽しめる工夫をして運動不足を解消しましょう。

愛犬の口臭予防におすすめの商品を紹介!

犬の口臭予防に最も効果が期待できるデンタルケアは、歯みがきです。ただし、歯みがきを毎日続けるのは、なかなか大変ですよね。犬は飼い主さんの状態に敏感な動物。飼い主さんが歯みがきでストレスを抱えてしまい、愛犬によくない影響が出てしまうのは本末転倒です。

最近は、犬の健康に配慮した手軽で効果的なデンタルケアが充実しています。そんなケアアイテムをうまく取り入れ、日々楽しく気軽にデンタルケアを行なうのがおすすめです。楽しくお口のなかがすっきりすれば、愛犬にも飼い主さんにも負担がかからずに済むでしょう。

愛犬にとってもうれしいアイテムを取り入れた歯みがきタイムからは、新しいコミュニケーションが生まれるケースも多いようです。

おいしくて手軽なデンタルガム

愛犬がおやつとして噛んで楽しむアイテム。噛むことで歯垢・歯石の沈着を防ぎ、口臭を減らすことが実証されているものがあります。数種類の有効成分が入っている商品もあり、お口や歯の健康を保つ効果も期待できます。

犬が喜ぶ歯みがきペースト

犬が大好きなフレーバーつきで、歯みがきタイムが楽しみになるアイテムです。

犬は人と違ってうがいができません。飲み込んでも安全な動物用のものを選ぶようにしましょう。中には酵素が入っているなど、舐めさせるだけでお口の健康を保つ効果が実証されているものもあります。

飲み水に混ぜるだけでOKの簡単ケア

愛犬の飲み水に混ぜるだけでケアができる、便利なアイテムです。

犬に合わせた使い分けがポイントのデンタルブラシ

歯ブラシは犬のサイズや性格に合わせて選びましょう。汚れがたまりやすい歯周ポケットをしっかりとケアできるブラシがおススメです。

アイテムを組み合わせてさらなる効果を!

犬の性格は個体によって大きな違いがあります。犬の好みや歯みがきトレーニングの進み具体に合わせ、おすすめアイテムをうまく組み合わせて使いましょう!

犬の性格やクセを一番理解しているのは飼い主さんです。お互いストレスがたまらず楽しくケアできるアイテムからスタートし、上手に習慣にしていきます。

例えばまだ歯みがきに慣れていない場合、デンタルガムや飲み水に混ぜる簡単デンタルケアからスタートし、徐々にブラッシングを加えていくのがいいでしょう。デンタルガムのおいしさにつられて、愛犬がデンタルケアをせがむ日がやってくるかもしれません!

まとめ

犬の口臭の原因が内臓の病気と考えられる場合、獣医師の診断をあおぎましょう。においの強い食べ物が原因の場合は、歯みがきなどのデンタルケアが効果的です。

口臭の原因として多い歯周病対策に有効なのも、歯みがきなどのデンタルケアです。便利なアイテムを取り入れ、飼い主さんも犬もストレスなく続けられるようにします。その他、水分補給・ドッグフードの変更・適度な運動もおすすめです!

デンタルガムなどを使いながら歯みがき習慣を身につければ、スキンシップも増え、犬も飼い主さんも楽しみながら健康を守ることができるしょう。

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